萩市をさらに西へ走っていくと、日本海の風が気持ちよく抜ける場所に「道の駅 萩・さんさん三見」があります。

建物はどこか昔の農村部を思わせるような、素朴であたたかい木造づくり。観光地の華やかさというより、地元の生活に寄り添った雰囲気で、寄ってみると妙に落ち着く道の駅です。

まず目につくのは、施設横のインフォメーション棟。
地元の案内マップや周辺の観光情報がそろっていて、萩の市街地からこの先の長門方面までのドライブ計画にも便利でした。
海がすぐそばなので、風が抜けて気持ちがいい。
天気の良い日は建物の影が長く伸びて、なんとも言えない田舎の夕景が広がります。
敷地内の駐車場には、屋根付きの身障者用スペースも整備されていて、利用しやすい印象。
小規模な道の駅ですが、こういう設備がちゃんとあるのは嬉しいところです。

物産コーナー「萩・さんさん三見」の入口をのぞくと、季節の野菜や果物、地元加工品が並んでいて、地域色が濃いのが魅力。
店頭には苗物や農産物が無造作に置かれていて、まさに“地元の直売所”そのもの。

観光客向けというより、地元の人が普段から買い物に来ている感じがして、こういう雰囲気は旅の途中で立ち寄るとほっとします。
建物の裏側からは日本海が見えて、夕方になると海の向こうが金色に染まっていました。
派手さはないですが、寄ってみる価値のある道の駅です。
写真を撮りながら散策していたら、ちょうど夕暮れの時間で、建物の壁に落ちる光が柔らかくていい感じでした。
ドライブの休憩にはもちろん、のんびり海風を浴びたいときにもおすすめの場所です。
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