道の駅

国道191号線を北上していくと、日本海がどーんと広がる場所に「道の駅 阿武町」があります。

海沿いの道の駅は数あれど、ここまで開放感のある場所はなかなかありません。

特にキャンプ場側に出ると、海と芝生がセットになった抜群のロケーションで、思わず深呼吸したくなるような景色が広がっています。

■SUNbashi CAFÉでひと息

キャンプフィールド横のビジターセンターにある「SUNbashi CAFÉ」。
ウッド調の建物がいい雰囲気で、海を眺めながらゆっくりコーヒーが飲めます。

アイスコーヒー片手に景色を眺めていると、時間の流れがゆーっくりになった気がします。

旅の途中で一息つくにはちょうどいい場所です。

■ABUキャンプフィールド

2022年3月にオープンしたキャンプ場で、かなり広々としています。海が近いので、夕方になると水平線のほうへ太陽が落ちていくのが見えて、ちょっとしたご褒美みたいな景色です。

車で乗り入れできる区画もあって、キャンパーには使い勝手が良さそうでした。テントを張ってのんびりしている人も多く、静かで気持ち良い場所です。

■幸せのモニュメント（パワースポット）

駐車場側にある「幸せのモニュメント」。
地元で“仲睦まじい夫婦島”として親しまれている「鹿島」になぞらえて作られたそうで、ここを訪れたカップルや家族が末永く幸せに暮らせるようにという願いが込められています。

ハート形の柱の間に小さな鐘があって、記念撮影している人もちらほら。
夕暮れの時間帯はとくに絵になりますね。カメラを持っている人が多いのも納得です。

■「道の駅発祥の地」の石碑

阿武町は“道の駅発祥の地”として有名で、その記念碑も設置されています。
日本全国にある道の駅のルーツがここだと思うと、ちょっと特別感があります。

■物産館や温泉も

物産直売所には海産物が多めで、さすが海沿いの町という感じです。
温泉施設「鹿島の湯」や温水プールもあって、ドライブの休憩だけでなく、丸ごと楽しめる道の駅になっています。

さらに、2024年9月には「阿武産直 千代丸食堂」も新しくオープンしたそうで、ますます賑やかになりそうです。

海を眺めながらゆっくりできる道の駅は、正直そこまで多くありません。

阿武町はその点、景色と開放感がずば抜けています。

キャンプ・カフェ・海風の三拍子そろった、気持ちの良い道の駅でした。

また天気のいい日にふらっと寄ってみたいと思います。